体のこと、あれこれ

イヤーキャンドル

2020年6月24日

数年前に知ったイヤーキャンドルという健康法。

調べてみると、なんと「イヤーキャンドル協会」という団体もあるそうだ。

それだけ歴史のある健康法のようである。

イヤーキャンドル協会のHPによると、これは何千年もの昔から行われてきた健康法であるという。

伝統的にはアメリカインディアンのポピ族やシベリアの部族で続けられてきたそうだが、歴史的にはアステカ族やアボリジニ、エジプト人、ギリシャ人、ローマ人などの古代文明でも行われていたという調査結果もあるのだとか。

本当に歴史の古い健康法のようである。

 

 

イヤーキャンドルの具体的な方法は、筒状になった専用のキャンドルの一端に火をつけ、反対側を耳の穴に差し込むというものである。キャンドルとは言うが、現物は蜜蝋と無漂白の布によって出来ているものだそうだ。

効能はツボがたくさん集まる耳を温めることで気の巡りを促すことと、耳に装着した際にロウソクのシュワシュワ~っと燃える音がなんとも心地よく、リラックス効果を生むのだという。

 

 

自分は覚えていないが1990年代に日本でも流行ったそうで、その時には筒状のロウソクを耳穴に装着することで、ロウソクの火によって陰圧をつくり、耳垢を吸い出すというのがうたい文句だったそうだ。

ところが、ロウソクの筒の中に溜まった黒いものを分析したら、それは耳垢ではなく、単なる燃えカスだったそうで、しかも溶けたロウソクが耳の穴に流れるという事故も起こったために流行は下火になってしまったとのこと。

現在でも耳垢の吸出し効果をうたっているサイトも散見されるが、イヤーキャンドル協会では耳垢を吸い出す効能はないとしており、施術法も耳の上にガーゼを敷き、その上にキャンドルを設置することを提唱していて、事故を起こさない方法を講習受講者に指導しているようである。

一時は下火になってしまったイヤーキャンドル。

数年前に、また流行り始めたそうである。

今も密かに続けられている方はいらっしゃるのだろうか。

いやいや、別に密かにやる必要はないが(笑)。

筒状になったイヤーキャンドル用のキャンドルが必要なのだが、通販で普通に売られているので、自宅でも気軽に行えるようだ。

耳垢は吸い出さなくとも、少なくとも陰圧によって空気の吸引はあるようなので、その吸われる独特の感覚や、燃える際の音、ほんわかとした熱に、施術を受けた人は一様に気持ち良いとの感想を持つようである。

確かに耳にはツボがたくさん集まっており、耳ツボを使ってのダイエット法は自分も行っていたりもしていたので、そこへの適度な熱刺激は非常に気持ちがいいだろうし、リラックス効果はあるだろうと予想される。

実際、施術中に気持ちよくて寝てしまう人もいるらしい。

 

 

正しい方法でさえ行えば、以前のような耳の穴の中にロウがたれてやけどするというような事故は起きないようだが、火を取り扱うので、やはり一人ではやらないほうがいいだろう。

ちなみに、イヤーキャンドル協会では以下のような方々には禁忌であるとしている。

〇4歳未満の子供
〇キャンドルの成分にアレルギーのある方
〇激しい咳やくしゃみのある方
〇感染、外耳の炎症がある場合
〇鼓膜の破れ
〇人口鼓膜
〇人口耳
〇耳のハトメ金または排出装置

4歳未満はダメというのは、小さい子供だと施術のことが理解できずにじっとしていられないとかの理由だろうか。

最後の耳のハトメ金や排出装置というのはよく分からない。

いずれにしろ、こうしたあらゆる事故の可能性を考慮して正しく行うことができれば自宅でも簡単に出来るリラックス法のようである。

あなたも試してみてはいかがだろうか。

 

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